Dacang's profile中国の田舎の街でPhotosBlogListsMore ![]() | Help |
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March 25 煙突の街2週間ほど前に、吉林省の長春という街に行ってきました。緯度は北海道と同じくらいなので、冬はとても寒くなります。会社の同僚に長春出身の人がいて、子供の頃はマイナス40度近くなったそうですが、今ではマイナス25度位までしか下がらないそうです。
チンタオ空港から1時間半、長春の街に到着すると、やはり北海道に似た北国の街の匂いがします。田畑の間にある樺の木が白く、うねうねと丘が続き、浅い春の光の中、どこか寂しげです。
長春は今では自動車産業の街。有名な一汽自動車の基地になっているので、自動車関連企業がたくさんあります。また古くは満州の中心となった町でもあり、当時の建物があちらこちらに残っていて、「東亜経済新聞社」などという日本の新聞会社そのもののような新聞社が残っていました。街にはどんどん新しい建物ができていますが、やはり沿岸地域の街と比べて発展のスピードはあまり速くはないようです。
仕事で疲れたので、足マッサージに行きました。担当してくれた女の子は地元の出身なので、街のことを色々聞くことができました。
新しい建物にはすべてスチーム暖房が入っていて、マイナス25度になっても建物の中に居る限りとても暖かいそうです。ただし問題は暖房費用が高いこと。一冬で1500元以上かかるそうです。これは若い人の一か月分の収入に相当するわけで、かなりの金額です。
農村部には当然スチームがないので、「カン」(炕) と呼ばれるオンドルがどの家にも作られています。カマドで火をたいてその熱を一段高くした床の下に送るわけで、もちろんスチームほどではないものの、比較的過ごしやすくなるそうです。ただやはり燃料に石炭を使うと一冬1000元以上はかかってしまうので、現金収入の少ない農家にとっては、大きな負担になります。
ただし中国も東北地方は美味しいお米の産地なので、一般的な農家でも8000元位は収入があるそうです。私の田舎街の農家では、3000元位が普通なので、かなり恵まれていると言えるでしょう。もっともこれは中国の税制が3年ほど前に変わり、農家から土地使用料などを徴収しなくなったのが大きいようです。それまでは私の街では1500元位でしたので。
空港までの道路の両側に広がる雄大な畑、そしてその農家の屋根には、どの家からも「カン」の煙突がかわいらしく出ています。次に機会があったら農家にお邪魔して、温まってみたいと思います。
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